神社名 | 摩利支神社 |
鎮座地 | 福岡県宗像市東郷1-6-16 |
由緒等 | 当社の御由緒は、古く縁起によりますと、御創建は朱鳥五年(約一千四百年前)時の宗像大領、秋恵氏が郡の中央の地東江郷(現在の東郷)に天地創造の神「天之御中主大神」を奉斎し後に勝運、勇武の神(摩利支明神)現「摩利支神社」と称するようになったのが始まりとされております。 沿革には、代々郡中の人々は勿論、宗像大宮司家や黒田家の崇敬厚く御供田等の寄進も多かったが、元禄十三年の大洪水により、社殿と共に一切の施設も悉く流出し、その後、領主黒田家第四代の左衛門佐黒田光之朝臣が、時の郡奉行、大森善右衛門に命じ、当社を新たに榎圃(現在地「えのきはた」)に新築し爾来、寛延元年。宝暦八年。天明二年。寛政三年。文政二年とそれぞれ、時の郡奉行の司により再建または修復が行われたと記されております。 その後、明治二十二年頃より郡内外の氏子、崇敬者の浄財により境内の整備拡張が行われ、同三十五年地元の篤志家川島田造氏の御寄進により社殿が造営されました(現在の神輿収納庫及び参集殿) 以来八十年余りの歳月を経て社殿の老朽化著しく、祭儀にも支障を来たすようになりました為に社殿の改築を計画、昭和五十三年に摩利支神社復興奉賛会を結成して改築事業を興し幸いに氏子崇敬者の皆様方に御献資によりまして、無事に現在に社殿が完成致しました。 昭和五十四年十月二日 御遷座祭を斎行、 昭和五十五年五月三日 竣工奉祝祭を斎行、 現在に到っております。 (案内板より) |
メモ | 祭神は天之御中主大神ですが、摩利支天(古代インドの女神由来の仏教の守護神)と習合している非常に珍しい神社です。 |
地図 |