神社名 | 二日市八幡宮 |
鎮座地 | 福岡県筑紫野市二日市中央3-6-35 |
由緒等 | 由緒記 玉依姫命 御祭神 応神天皇 神功皇后 当神社は御鎮座以来凡そ千四百余年社殿は藩主黒田忠之公の建立で宇佐八幡宮の分霊を祀る。文明五年の古文書に二日市の宇佐八幡と称し神木の銀杏樹は御神霊の御加護によって天上の兵禍を免れたので厄除の銀杏といい伝えられている。 古来より縁結び・安産・家内安全・開運の神として尊崇され、ご神供の銀杏は災難消除の霊験がある。 神木 銀杏樹について 古記録二日市庄屋覚書に岩屋城の戦の時、秋月種実公から薩州へ助勢をたのんだので島津勢が攻めてきて岩屋城主高橋紹運公を討ち亡ぼし帰りに当所氏神八幡宮の銀杏樹を伐ろうとしました。 其節長百姓惣左衛門の後家で八十歳の高齢になった老母がこの乱暴沙汰を耳にし早速かけつけ「これは当所の氏神八幡宮の神木です。そんなことをしたらたちまち御罰をこうむりますぞ」と言いそのまま木に抱きつき「この木を伐りなさるならばまずこの婆々を斬ってからにしなさい」と身をもってはばみました。島津の者ども恐れをなしたか、ついに斧をすててそのまま立ち去ったということです。 この時、銀杏樹は半分ほど伐りこまれていました。今でもその伐り跡があります。所の人民若い人等男女いずれもこの伝を聞き覚え、何かの時には話の種にすることです(原文は候文) 岩屋城の合戦は天正十四年(一五八六年)のことであるから約四百十余年も昔のことでそのころすでに神木として信仰されていたのがこの銀杏樹であります。 (案内板より) |
メモ | 境内は見事な銀杏の杜です。 |
地図 |