神社名 | 波折神社 |
鎮座地 | 福岡県福津市津屋崎4-33-1 |
由緒等 | 波折神社縁起 祭神=瀬織津大神、住吉大神、志賀大神の三座、縁起によれば神功皇后の新羅を遠征せられ凱旋し給いし時にこの三神当浦渡村鼓島に現れ給いしにより皇后この浦の岡分、河原崎の宮之本という地字に神垣を造りて斎祀せらる、昔この浦の漁夫三人沖に出て釣せしが大風荒波に遭い雷鳴さえも加わり海大いに震動す故に漁夫諸共にこの三神に救いを祈りし処、忽ち御姿を現し給い隆起する波穂の上に立ち給いて雲の如き波頭を御袖をあげて打ち払い給うと見えしが逆巻く荒波は見る間に治まりて遥かの沖に過ぎ、暫時海上静かとなり故荒波を折つて辛うじて舟は鼓島に漂着、凪待ちすること三日飢え迫りし折柄再び先の三神現われ給い飲食を与え給う、これを食すと覚えが、忽ち人ここちつき力の限り波涛を凌ぎてこの浦に漕ぎ着けたり、初め三神の舟上に現われ給いし跡に三箇の石あり捧持して帰り御神体として祭れり、これより波折大神と稱し奉る。かくていにしえ彼の河原崎の宮之本に祭られしより時移り八十四代順徳天皇の承久三年此処に移し奉る。 境内末社 蛭子社・鷺大明神社・稲荷明神社・荒神社・須賀神社・六之神社・天満宮・皇大神宮・秋葉明神社・大海積神社 例祭日 十月九日(旧九月九日) (案内板より) |
メモ | レトロな町並みが残る津屋崎千軒の一角に鎮座する、津屋崎の氏神様です。 |
地図 |