神社名 小梳神社
鎮座地 静岡県静岡市葵区紺屋町7-13
由緒等 「小梳神社は、俗に少将井宮(少将井社)、略して「少将さん」と呼ばれ、駿府城の守護神として崇められていた建速須佐之男命、奇稲田姫命、大己貴命、天照皇大神が祭神である。

 徳川家康は、駿府城造営の時も小梳神社を城内に残したが、寛永年中(1624〜1643)には、城内から移転し、再度、延宝三年(1675)に現在の所に移された。家康は、今川義元の人質として駿府にいた時、小梳神社境内でよく遊んだ思い出の場所として、この神社を大切にしたという。「なをりその記」によると、家康が人質として駿府に来た時、まず、この神社に立ち寄り、服装を改め、武運長久の祈願して、その後に今川義元と対面したと伝えられている。当時、造営に当たった城代は、松平左近大夫で、延宝四年六月、神輿渡御の神事がはじまった。例祭日の七月二十七日、この風習は、今なお、氏子の間に引き継がれ、隔年に大神輿が市内を巡幸する姿は、夏の風物詩の一つとなっている。

 明治以来、再三にわたる火災の被害に遭ったが、その都度造営されるほど、地域住民が寄せる当神社の信仰には根強いものがある。なお、境内には、平田篤胤選文による駿府の国学者新庄道雄の碑がある。」

(案内板より)
メモ 式内社で旧社格は縣社で、静岡市内で最も古い神社の一つとされています。
静岡駅と新静岡駅の間の繁華街ど真ん中に位置しており、境内入り口横のラーメン屋さんには行列ができていました。家系ラーメンですかね。 喧騒の中の歴史ある神社は個人的には大好きです。
境内の狛犬さんはブロンズの厳ついのが一対、境内社の宗像神社の小さな石造りの狛犬さんが一対いらっしゃいます。
「少将井宮」とも「少将さん」とも呼ばれ徳川家康公に所縁のある神社で市民に親しまれているようです。
家康公が竹千代と呼ばれていた今川家に人質として暮らしていた時代に通っていた神社で、その後も大切にされた神社です。
撮影年 2023年
地図

神社入り口

ブロンズの狛犬吽形

ブロンズの狛犬阿形

社号標

手水舎

参道

拝殿

本殿

社殿全景

宗像神社鳥居

神橋

宗像神社

宗像神社の狛犬吽形

宗像神社の狛犬阿形

霊水 少将の井

稲荷神社鳥居

稲荷神社

お狐様

お狐様

お狐様

お狐様

左側の鳥居

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