神社名 熊野神社(伊集院五社)
鎮座地 鹿児島県日置市伊集院町猪鹿倉88
由緒等 熊野神社は伊集院五社のひとつです。
島津初代忠久公が薩摩に下向した時(文治二年、1185年)海で嵐に会い、熊野権現を念じたところたちどころに波がおさまった事から紀州の熊野大社に感謝して勧請したと伝承にあります。
鎌倉時代に創建されました。熊野権現とも呼ばれますが、権現とは、神は仏が仮(権)に現れた姿であるという廃仏毀釈以前の神仏混淆の名残の名前です。
僧徒は山伏姿で藩外の情報を集める任務も担いました。
関ケ原の戦いの直後国境防衛の為、住職是枝山城坊と所領100石は高岡へ移されましたが、元文三(1738)年別当の是枝延寿坊が再興しました。時の社司は永尾右近でした。
熊野大社の神使の八咫烏が日本サッカー協会のシンボルであることから最近はサッカーファンの参拝も増えています。
(境内案内板より)

御祭神は櫛御気野神、速玉男神、泉津事解男神、相殿に八坂刀売神。
メモ 伊集院五社に数えられる神社で、境内には石造仁王像があり神仏混淆色を残しています。
撮影年 2022年
地図

鳥居

社号標

参道

境内

拝殿

本殿

社殿全景

石造仁王像

石造仁王像

石造仁王像

境内社

境内社

巨樹

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