神社名 智賀尾神社
鎮座地 鹿児島県鹿児島市郡山岳町176
由緒等  三国名勝図会によると「智賀尾六所権現社山嶽村にあり、奉祀陽神六座陰神六座、都て十二座にして、神名及び勧請年歴詳かならず・・・。むかし同村餅川上の岡に鎮座して、大社なりしに、野火延びて社殿焼亡す、其の後今の地に遷す・・・」とある。また三代実録によると「貞観二年、三月廿日、庚午(860)、薩摩の国従五位下智賀尾従五位上を授く」とあり、古来薩摩の国では屈指の由緒ある神社です。
 地域の人々の信仰はもちろんのこと島津藩主や地頭からも手厚い保護を受け、智賀尾六所権現の本社として由緒深く、明治四年八月県社に指定され、大祭には、県知事の奉幣を受け、昭和十年秋、昭和天皇行幸の折りには、神饌幣帛料をうけました。
 神社は初め、嶽の北方にそびえる上宮嶽に祀られていたのが、里岳の餅ヶ岡遷座され、その後野火の延焼に遭い、現在地に祀られました。
 現在の社殿は、昭和六十一年に改修され地域住民の崇敬の厚さを感じることができます。
(案内板より)

明治神社誌料 府県郷社.下によれば御祭神は伊弉冉命となっています。
メモ 旧縣社で式外社。見た目は非常にコンパクトでシンプルな神社ですが由緒正しい古社です。
撮影年 2022年
地図

鳥居

参道

社号標

境内

手水舎

拝殿

本殿

巨樹

巨樹

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